医師の資産形成について、勤務医・開業医それぞれのポイント
コラム記事
2022/01/31
医師は一般的な会社員に比べて、勤務医・開業医ともに収入が高水準だと言われています。
失業や収入源の心配が少なく、安定して働き続けられる可能性が高いのも医師のメリットですが、その安定感ゆえに「支出が多くなってもなんとかなる」と考えてしまいがちなようです。
将来や老後の資金が不安、などのお金の悩みを解決するには、貯蓄や投資などで自分の資産を増やす「資産形成」を行うのも一つの方法です。
本記事では、医師が資産形成を始める際のポイントや注意点についてご紹介します。
医師の資産形成のポイントとは
資産形成にあたって重要なポイントに「具体的な目標額を定める」が挙げられます。
医師は収入が高水準にあるため「余ったお金で貯金や投資を行おう」と考えていることも多いかと思いますが、支出の多い月に貯金や投資ができず、そのまま続かなくなってしまう……という場合も多いようです。
あらかじめ目標額を決め、そこから毎年・毎月の想定額を割り出し、必ず一定額を貯蓄・投資用に先取りしておくことで、確実に貯めることができます。
生活が苦しくなるような額を設定すると継続が難しくなるため、家計の収支を確認し「いくらあれば生活ができるか」を確認したうえで、資産形成用には無理のない額を設定することも大事です。
勤務医の資産形成のコツと注意点
勤務医は開業医に比べて自分が自由に使える時間が多い反面、給与の設定は病院の裁量にゆだねられています。
「仕事内容や責任の重さに反して給与が見合っていない、少ない」と感じる方も多いようです。
日々の勤務にストレスを感じている方は、「投資した株価の変動が気になって、休日も気が休まらない」といった心配が少ない、数年~数十年の長いスパンで運用を行う長期投資向きの商品を選択するのがお勧めです。
投資対象が広く浅い投資信託などは、特定の会社や業界の動向を気にせず大損するリスクも少ないため、長期にわたり積立をすることでゆるやかな資産の成長が期待できます。
開業医の資産形成のコツと注意点
開業医は勤務医と比べて、平均年収が高い傾向にあります。
しかし、一日の時間のほとんどが仕事に追われる、来院者が少ないと収入が低くなる……など、勤務医とは違った悩み事が多いのも特徴です。
ライフプランをじっくり考えたり、将来に向けて貯金や投資を検討するなどの時間的余裕がない方は、分散投資でリスクを最小限に減らす、安定した副収入が見込める不動産経営など、こまめに見直しをしなくても資金が貯まっていく仕組みの資産形成がお勧めです。
また、資金難や経営状況の悪化などの万が一の場合を考えて、いざという時に資産の一部や全額を切り崩しやすいかも、念のためにチェックしておくとよいでしょう。
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