医師が非常勤を希望するメリットは?理由と科目別の傾向をチェック
コラム記事
2022/3/29
医師の働き方は、大きく分けて「常勤医師」「非常勤医師」の2種類に分けられます。
「常勤医師」と「非常勤医師」の線引きは、厚生労働省の規定に基づき「一週間に32時間以上勤務しているか」とされていますが、医療機関によっては独自のルールで線引きをおこなっているケースもあります。
今回は、医師が「非常勤」という働き方を希望するメリットや理由、科目別の傾向をご紹介します。
最大のポイントは「給与」と「勤務内容」
「非常勤医師」という働き方を希望する最大のポイントは「給与」と「勤務内容」です。
非常勤医師の給与は、勤務地のエリアや科目により相場が変動しますが、全国平均の時給は1万円前後とされています。
非常勤医師は様々な医療機関で募集があるため、負担の少ない業務はもちろん、様々な医療機関での技術に実際に触れてスキルアップや経験を積むなど、個人のニーズに合わせた勤務内容が可能な点も魅力です。
ニーズがあるエリアでは報酬アップも見込める
非常勤医師の給与は、医師不足のエリアほど高くなるようです。
患者に対する医師数は地域間の格差があり、交通の便が悪い地域や都心から離れたエリアでは時給が上がりやすい傾向にあります。
通勤時間の短縮よりも時給を優先したいと考えている方は、勤務地の選択肢や募集検索のエリアを広げてみると、時給アップにつながるかもしれません。
科目別にはこんな傾向も
非常勤医師の給与は、科目によって報酬が異なる傾向にあります。
整形外科・患者宅への訪問診療などは、比較的診療報酬が高めになっているようです。
また、地域の患者数や患者層によっても報酬の差があります。
一例として、東京では小児科・精神科・眼科などの時給が、相場の1万円よりも高めに設定されている傾向にあるようです。
東京以外にも、住民の年代層やベテラン医師の世代交代などで、特定の科目のニーズが高い地域も多数あるため、勤務地にこだわらない方は選択肢を増やしてみるとよいでしょう。
募集数が圧倒的に多いのは内科・整形外科の外来勤務で、これらの科目でスキルに自信のある方は、仕事が見つかりやすいといえます。
反対に、内視鏡を扱う消化器内科や、美容皮膚科の未経験OKの募集は、スキルを磨きたい医師に人気があり競争が激しい傾向にあるようです。
美容皮膚科を希望しているが、なかなか仕事が見つからない……という医師が、皮膚科の褥瘡のケアをおこなう訪問診療にシフトするケースも見られます。
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